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2009/03/20
ライト様式 リンク先


Column

Life is beautiful〜世界の住宅様式の紹介や豊かな暮らしを送る為のコラム

ライト様式

「私たちがオーガニックアーキテクチャーと呼んでいるものは、単に審美的であったり、流行しているものではなく、芸術、宗教、科学が一体化した人間生活を新しく統合するという壮大な考え方に根ざした現実の運動である。形態と機能が一体化するようなもの、つまりオーガニックアーキテクチャーとは民主主義を実現す建築である。」(フランクロイドライト1953年)

ライト様式01

1909年に完成したロビー邸はプレイリースタイルの代表的作品として知られる。高さを抑え水平ラインを強調した佇まいが特徴。

続きを読む 『ライト様式』

投稿日 : 2009/03/20

       
 
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コンテンポラリー様式

 第二次世界大戦後、世界的に、モダニズム建築が機能主義(ファンクショナリズム)と一体となって広がっていきました。しかし、米国ではFHA(連邦住宅庁)の債務保証を得るために、住宅デザインとしてはクラシックであることが基本条件とされていました。

 その結果、住宅デザインは、住宅地の郊外開発(アーバニズム)と一体となって、車庫付き住宅をクラシックデザインとしてつくる例が大多数を占めていましたが、その中には新しい時代の風潮にあわせて、デコンストラクション様式や、ポストモダン様式のような奇抜なデザインも登場しました。

コンテンポラリー様式

板張りとスチールの組み合わせで外観を構築。伝統に縛られず自由な発想でデザインされている。

続きを読む 『コンテンポラリー様式』

投稿日 : 2009/03/19

       
 
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色選びの際のご参考に

色選びの際のご参考に01 [色]はそこにいる人たちに大きな影響を与えると言われています。選んだ色が良くないと、不快な感じを受けてしまったり、すぐに飽きてしまうことがあります。逆に上手に色選びができたなら、そこで生活する人たちは精神的にも肉体的にも健全に過ごすことができます。色はその色によって見る人の心理に様々に働きかけるのですが、その作用をいくつかご紹介してみます。

 まず暖色と寒色と言われるものがありますが、赤い色やオレンジ色や黄色などの暖かい色を浴槽などに使うのと青や緑や青緑などの冷たい色を使うのとでは、各々の水温が同じでも感じかたが違うというデーターがあると言われています。


クラシカルなデザインのガーデンベンチも色使いによって、華やかで心躍る雰囲気を演出できる。

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投稿日 : 2009/01/11

       
 
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アメリカのピリオドハウス(リバイバル様式)

リバイバル様式 ヨーロッパの古い時代の伝統的建築様式を、間取りの内容や敷地の規模や方位に合わせて現代的にアレンジして採用した住宅がアメリカでは建てられています。その住宅はリバイバル様式、そしてピリオドハウスとも呼ばれています。古の建築様式のデザインとは多少異なるところはありますが、各々の装飾的な表現の特徴はそのままになっていますので区別を付けることはできます。

子供の頃に見た外国のドラマや立派なお屋敷に出てくる暖炉に、いつかは自分も暖炉のある家に住みたいと憧れていた方も多いはず。そんなファイヤープレイスは人気のアイテムの一つ。写真のファイヤープレイスはディティールが美しいライムストーン製。

 ハウススタイル(様式)はその様式としての適当な大きさ、プロポーション、仕様資材、ディティールでデザインされます。イングリッシュコテージやニューイングランドファームハウス等のピリオドハウスのモデルになった様式は、シンプルなデザインで農村での生活の良さが表現されています。それらはピリオドハウスとして郊外の新しい住宅地に建てられ、インテリアデザインや間取りには、現在の近代的なアイデアが採用されています。またシングル様式やプレイリー様式のピリオド様式には、その土地の材料を使うことや自然との協調といったような、ランドスケープを重要視することが共通しています。住宅の前と後にも庭が設置されたピリオドハウスは正面の庭を格調高くし、裏には日常利用の為にと使い分けられているのが特徴です。リビングルームの屋外への延長としてのポーチやテラス、パティオはこの様式では見る事ができません。

続きを読む 『アメリカのピリオドハウス(リバイバル様式)』

投稿日 : 2008/12/26

       
 
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長寿命住宅について(続500年木造住宅)

 住宅を長年維持することができる最大の条件は、その住宅がその所有者や社会にとっての効用を持続できることではないでしょうか。住宅所有者や社会的効用を持続するために必要な事は、物理的な耐久性だけではないと思います。住宅の物理的な長寿命化は結果であって、その要因となるものは社会的な耐久性です。人々が住宅の提供する効用を享受したいと思えば、その住宅に不足する構造耐力や、防耐火性能などを補強して、利用することになります。逆に、所有者にとって気に入らない貧しいデザインの住宅であれば、機能や性能が一定レベル以上であっても住宅は取り壊され、建て替えらます。


 「200年住宅」が提起されて、[柱を太くする][高気密高断熱にする]など物理的に住宅の性能を高くし、更に[住居経歴を表示する]などとなっていますが、その住宅を大切にいつまでも維持したいと思うのはこれらの条件とは関係ないと思います。日本で平均築26年で壊されてきた住宅は、物理的には問題は無かったものが殆どです。では何故壊されてきたのでしょうか。それは所有者にとっての効用や社会的に効用を失ったからに他なりません。ですから住宅の寿命を延ばすためには、所有者や社会にとっての住宅の効用を長期化できる対策を講じる以外にはないと思います。


 その為には、住宅が常に高い需要に支持されるとともに、住宅需要者が現在の住宅所有者以上に高い所得者であったならと思います。住宅所有者は売買差益が得られるので、住宅を積極的に販売しようとします。自ずと住宅の取引価格は上昇します。つまり住宅の資産価値が上昇するのです。


ストリート・オブ・ドリームス

シアトルで2006年に開催されたストリート・オブ・ドリームスで公開された住宅の一つ。アメリカでは住宅の資産価値を上げるという考え方が一般的にも浸透している。

続きを読む 『長寿命住宅について(続500年木造住宅)』

投稿日 : 2008/11/24

       
 
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500年木造住宅(後編)

 都市は、そこに住む人々の暮らしの歴史の積み重ねとして育てられます。住宅を選ぶ際の選択肢の中で[ロケーション]が重要視される理由は、多くの人たちが[ロケーション]から得られる満足感に価値を置いているからです。人々は住宅を購入して生活の拠点を構えますが、そこで求めるものは、その都市から得られる文明と文化の積み重ねで、住宅の内部と外部に関わる生活環境の全てです。


 イギリスの第二の工業都市として栄えたビートルズでも有名な都市リバプールは、町全体の衰退化が進んでいます。しかしリバプール郊外の、石鹸王ウイリアム・レーバーによって19世紀末に建設された工業町ポート・サンライトは、現在でも高い需要に支えられて、投資対象とされるほど資産価値が上昇する住宅地として維持されています。それはポート・サンライトというガーデンビレッジが、豊かな生活環境を保全し続ける都市経営システムを持っているからです。


 資産価値を守ることができる都市経営がされている土地に、人々が住宅を購入していることも[ロケーション]を重要視していることの証明となるでしょう。ポート・サンライトに建てられている住宅と同じ程度の品質の住宅は、リバプール市内にも無数建てられていましたが、その多くは衰退していきました。それは住宅単体では、そこに住む人たちの住生活要求が満たされなかったからです。人々が住宅地に求める生活要求は3つあります。


ポート・サンライトの住居

ポート・サンライトの住居。当初建てられた900戸にはサンライト石鹸会社の従業員とその家族だけが住んでいたが、今ではその町並みの素晴らしさが大変な価値を生み、理想の住環境がある高級な住宅街として約三分の一が企業外の人間で構成されている。

続きを読む 『500年木造住宅(後編)』

投稿日 : 2008/11/ 8

       
 
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500年木造住宅

 福田元首相が自民党の政務調査会住宅土地調査会長時代に「200年住宅」を提起したのはご存知の方も多いと思います。まだ現実のものとはなっていませんが、実現に向けて歩き出しています。そんな中、「500年住宅」なんていうとそんなものはあり得ないと笑われるかも知れませんが、それは日本の中に限った話でありまして、世界に目を向けて見ると珍しくない事で、200年住宅は欧米では普通にあります。「高温多湿で昔からの木造住宅国の日本ではあり得ない」と否定する人達がいるだろうと思いますが、欧米では、その国の人たちが存続させて半永久的に使い続けている例は実際に数多くあります。


 北ドイツやノルマンディー、ブリティン島などの歴史ある町には、500年以上守り育てて使われている木造住宅の街並みの例をいくつも見ることができます。例えば、日本でも古い街並みとして知られてきた、英国の劇作家、詩人であるシェイクスピアの生誕地、エイヴォン川のほとりにつくられたストラッドフォードという町があります。そこでは、シェイクスピアが活躍していた頃、劇場、教会、学校がいくつもあり、町全体はハーフティンバーやブラックアンドホワイトと呼ばれるオーク材でつくられた木造の建物が建てられ、今でも、当時栄えていた頃の住宅や学校、商業建築物で多くの人達は生活しています。


 これら500年以上使われ続けられてきた木造建築物は建てられた当時、この地方では優れた代表的な建築物で、時代を超えた現在でも憧れの建築物となっています。それらは時代が経ち、進歩していく中での生活の変化に合わせて、リモデリングを繰り返しながら人々に使われてきました。


シェイクスピアの生家

ストラトフォード・アポン・エイヴォンにあるシェイクスピアの生家。シェイクスピアが誕生したとされている部屋もあり、当時の毛織のカーテン、ベッドなどが忠実に再現されており見学も可能。

続きを読む 『500年木造住宅』

投稿日 : 2008/09/ 4

       
 
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生活の変化と「会話」

 今では女性が仕事をする上での「腰掛け」という言葉は使われなくなりました。結婚後や出産後も子供の手が離れたら再就職をするといった「働く女性」が増えてきたからなのでしょうか。経済上の理由はもちろんですが、女性の仕事に対する意識も高くなってきたのではないでしょうか。それにともない、エンゲル係数も向上してきて外食にかける出費も多くなってきました。外食と内食(家庭での食事)の中間の[中食]という言葉も生まれて、テイクアウト食品や弁当、調理加工品や半加工して下ごしらえ食品類も多いです。種類も和、洋、中華と豊富で有名シェフや料理研究家の味まで家庭で味わう事が出来て、味に対するこだわりが強い人たちも増えてきました。お湯に入れたり、レンジに入れて温めるだけの食品は調理時間も省けて、仕事を持った女性に多く利用されています。


 こういった食生活に対応して、キッチンも変化してきました。電子レンジは欠かせない物となり冷蔵庫は大型化して、特に冷凍庫の容量が増えて食品をストックする場所やパントリーも必要とする方も増えてきました。食事のスペースもキッチンカウンターの延長線上や、対面カウンターを取り付け、バーカウンターのような場所で食事をとる方法も増えてきました。時間の効率化と椅子生活への変化で生まれた食事法ですが毎日、毎食そこでとるのは好ましくありません。向かいあって座るダイニングエリアが必要です。会話を楽しむ習慣がうまく育ってこなかった日本文化にとって、[食]を通じて会話をし、躾を学ぶことが重要だからです。


生活の変化と「会話」01

続きを読む 『生活の変化と「会話」』

投稿日 : 2008/08/13

       
 
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自由なデザインのビクトリアン様式

 クラシック住宅の美しさは、アメリカ人の憧れです。そこからは、歴史を物語るセピア色の写真のようにノスタルジックな想いが伝わってきます。そして今でも人々に慕われ続けています。その中の様式にビクトリアンスタイルというものがあります。豪華で大規模なデザインの中にも精巧な装飾が施されて、非対称な外観で自由にデザインされており、クイーンアン、スティック、シングル様式といったものがあります。


 屋根が架けられたポーチやドーマーウインドーを用いたり、木工製品を使用したデザインはアメリカ南部の人たちにとって、環境や風景、日常生活に適していることなどの理由で広まって行きました。建築技術が進んできたことや経済状況が回復した中で、複雑な形状やディティールの住宅を建てる人が増えてきました。第二帝政、イタリアネイト、クイーンアンといった様式のデザインの影響を受けた、南部の住宅はビクトリアンフォーク様式として確立しました。そのデザインは、屋根付きのポーチが玄関前に広がり、変化に富んだ屋根がリズムを与え建物の表情を生き生きとさせています。


ビクトリアン様式

ヨーロッパ各地の建築様式を取り入れて作られた外観は、豪華な装飾が特徴となっている。

続きを読む 『自由なデザインのビクトリアン様式』

投稿日 : 2008/07/ 6

       
 
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インテリアとしての鏡

 インテリアとしての鏡には、室内を2倍に広く見せるという機能に加えて、住む人に自分の姿を意識させ、知らず知らずのうちに身だしなみも良くさせるという効果があります。以前、日本の海軍は英国海軍を模範とし、兵舎には至る所に鏡があったそうです。形を整えることにより心も律した英国の紳士道の伝統ともいえます。


 おしゃれで有名な、フランソワーズ・モレシャンさんは、和風の家に住んでいたとき、鏡のための場所がないので、柱に細長い鏡を貼り付けて姿見にしていたと聞いたことがあります。ただし、くつろぎの場である居間にふつうの大きな鏡をつけて、終始自分の姿と対面しているのは疲れてしまいます。そこで、鏡の持つなまなましさ、冷たさを和らげる工夫が、とりわけデリケートな感覚を持った日本人には必要です。一つは、鏡そのものを選ぶこと。あまりはっきりと映る普通のものではなく、スモーク、グレイ、うす茶など、かすかに色のかかった鏡がデパートの内装などに使われていますが、これだと、ずっと穏やかな感じになります。


インテリアとしての鏡

壁にかけられた鏡によって、限られた空間をより広く明るく感じさせたり、映り込みによる奥行感やもう一部屋があるかのような錯覚、照明の反射などと、鏡の効用は大きい。また、鏡に自分を映す事が若さを保つ秘訣とも。


続きを読む 『インテリアとしての鏡』

投稿日 : 2008/06/20

       
 
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アメリカの経済的な平屋建て小住宅

 小住宅に多いデザインとしてクラフツマン様式やバンガロウ形式、ケープコッド様式が挙げられます。これらは初めて住宅を購入するスターター(一次取得者)向けの住宅として長い人気が保たれています。この住宅は寝室の数を1あるいは2部屋とし、その後、家族の成長による発達段階(ライフステージ)や家族構成に合わせて、外観や居室空間を変化させてきた歴史があります。その基本となるのが平屋建てです。


 平屋建ては外観上、比較的安定感があるだけでなく、どのような世帯でも経済面で無理がなく、しかも適応性と順応性の高い住宅として好まれてきました。平屋建ての住宅は、峡小の敷地に1階だけという簡素さから、建設が容易で比較的安価にできます。経済的負担の少ない住宅としてのデザインは、複数の小窓や正面玄関を中央に配するシンメトリースタイルが多いですが、特に平屋という理由だけで、質素さを求める必要はありません。質素になりがちな正面外観にベイウインドウを配したり、切妻を重複させたり、少ない間取りながらも快適な空間デザインに工夫を凝らすことができます。それが即、コスト面に影響があるとして敬遠されがちですが、便利さや魅力、生活へのゆとりのための創造と捉える事も必要です。


アメリカの経済的な平屋建て小住宅01

サンフランシスコの住宅ストックは19世紀から1920年代に建てられたものがほとんどだが、その中にもクラフツマン様式の住居が見られる。


続きを読む 『アメリカの経済的な平屋建て小住宅』

投稿日 : 2008/06/ 8

       
 
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絵を飾られてみてはいかがでしょう

 最近、新しく建てられる病院の外観デザインやインテリアが少しずつ変わっていきたように思えます。しかし、今でも白く冷たい壁に、白いシーツのままのところが多くあります。医師の上着がグリーンに、看護婦の制服がピンクに変化してきましたが、病室の中は大きく変わっていません。

 "白"のイメージは清潔ですが、冷たさも合わせ持つ色なので、病気で気分が沈みがちな患者の心には、少し寒々しく感じます。しかし、部屋に窓があると時間の経過、季節の移り変わりが分かるので、気持も落ち着きますが、窓を付けることができない相部屋も多くあります。その場合、壁一面に絵を飾ってみてはいかがでしょうか。

絵を飾られてみてはいかがでしょう01

奥の壁に目を移すと絵を飾ったり小さな絵を棚に並べたりと、楽しい空間づくりをしているのがわかる。

続きを読む 『絵を飾られてみてはいかがでしょう』

投稿日 : 2008/06/ 1

       
 
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アフォーダブル・ワンストーリーハウス

 アメリカのワン・ストーリーハウス(平屋建て住宅)は、安定感があって、幅広い世帯に適しているので、古くから多くの人達に好まれているデザインです。ワン・ストーリーハウスのデザインはシンプルで、一番安価にできる単純な長方形が多く用いられています。その典型的なものにケープコッド様式と呼ばれるものがあります。平面プランがシンプルなので、そのプランはバラエティーに富んだ変更が可能です。

 平屋で一方向のラインに建てていくので、建築資材のムダが少ないだけでなく、建築しやすいという利点がある事も多く用いられてきた理由のひとつです。ただし、シンプルで合理的な建物ですが、あまり大きなものは適切ではないと言えます。幅が30メートルもあると大きすぎて、その分だけ価格も高くなります。20メートル幅のL字型住宅や15メートル幅のU字型住宅は、30メートル幅の住宅に比べて小さい分建築コストが少なくて済み、同じサイズの正方形と長方形では壁から壁への長さが違うので、暖房や冷房のエネルギー消費量にも影響があります。

アフォーダブル・ワンストーリーハウス01

近年日本でもその良さが見直されている平屋建て住宅。一般的に割高になると思われがちだが、階段やその為の廊下が必要ない分、効率的なプランを組む事ができる。


続きを読む 『アフォーダブル・ワンストーリーハウス』

投稿日 : 2008/05/18

       
 
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ヨーロッパやアメリカの住宅照明

 私たちの住んでいる日本の住宅の照明器具の多くは、蛍光灯が使われています。電球色(赤黄色っぽい暖色の明かり)も多く使われてきましたが、昼白色(白っぽい寒色の明かり)が多いようです。ヨーロッパやアメリカのほとんどの家では逆に白熱灯の照明が多いようです。

 また、日本では夜になると、ほとんどの家ではカーテンを閉めます。外からみると、少しの明かりだけが漏れているように見えます。海外では通りからみると、それぞれの家の窓から、白熱等の明かりがきれいに映し出されます。アパートやマンションも、日本のように白色と電球色が混ざって、不快に見える(みなさんはどう感じますか?)ことはあまりありません。きれいな夜景はヨーロッパの人たちの明かりに対する良心なのでしょうか。

ヨーロッパやアメリカの住宅照明01

続きを読む 『ヨーロッパやアメリカの住宅照明』

投稿日 : 2008/04/27

       
 
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クラフツマン住宅

 クラフツマンスタイルの住宅は、他の建築様式のように材料の既成概念にとらわれることがありません。異なった素材を外装の仕上げに使い、お互いを引き立たせることによって、低くシンプルなエクステリア(外観)をより重厚感のあるプロポーションにします。それでは、クラフツマン住宅のデザインの一例をご紹介します。

 まずはエクステリアデザインですが外壁の下部や煙突には煉瓦や自然石を用い重厚感を出しています。外壁の上部はハーフティンバー(柱や梁などの構造材が外部に出るデザインのもの)にして、その間にプラスター(漆喰)が塗られています。また、木製シングルやサイディングなどが使われているものもあります。ファサード(玄関外部)の柱は短く、煉瓦や自然石で仕上げられた高くて太い台の上に置かれます。窓はケースメント(タテ開き窓)やダブルハング(上げ下げ窓)が使われ、上部にはグリル(格子)が付き、下部には眺めを良くするためかグリルが付いていません。

クラフツマン住宅01

プラスターではなくサイディングを使って仕上げられたクラフツマンスタイルの住宅。平屋でどっしりとしたデザインが人気。

続きを読む 『クラフツマン住宅』

投稿日 : 2008/04/13

       
 
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イギリスにおける住宅政策

 イギリスにおけるの一般的な住宅は、平均的に見て建築後百年以上経過した建物が多いのですが、特にロンドンなどは、19世紀末から20世紀の初めに建てられたものが大半です。その中でも市内の中心部では、18世紀に建てられたジョージアン様式の建物が多く残されています。そういう年輪を重ねた建物やその集まりである集落や街路には、特別の風格がありいつまでも見飽きることのない建築美があります。イギリスは、サッチャー女史が政権の座に就いた1980年代から、アーバン・リニューアル(都市の再生)ということが盛んにおこなわれるようになりました。日本と違ってイギリスの都市は、どこでも均一的に近代都市としての都市を再生するという基盤ができていました。したがって再生が可能となったのです。

 この都市の再生で何が行われたかといいますと、百年以上もたった一般住宅の改造に特別の融資がサッチャー政府の政策として行われました。すばらしい事に、古い家は取り壊すことなく、またそれを修復改善することによって、二重の経済効果を生むことができたのです。これが現在日本でおこなわれているスクラップ・アンド・ビルド方式だと、古い建物をスクラップにすることで、廃棄物の処理に無駄な費用がかかるばかりでなく、家は新しくなるが伝統的な美しさは確実に失われていきます。これは二重のロスと言えるのではないでしょうか。物質的な原材料に恵まれず、しかも古い歴史的環境で暮らす私たち日本人にとって愚かなことと言えるのではないでしょうか。

イギリスにおける住宅政策01

ヘンリー8世の王妃等を含む7人が悲劇的な最後を遂げたロンドン塔の中の『タワー・グリーン』。500年を経た今でも、街のシンボルとなっている。

続きを読む 『イギリスにおける住宅政策』

投稿日 : 2008/03/ 9

       
 
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伝統様式の中の新しいデザイン

 クラシックという言葉自体は美しさの基準となる言葉で、洗練された幾何学的調和で構成され、恒久的な美しさを持っているという意味があります。建築様式にとってクラシックは、遺産であり継承する価値がある文化として理解され、採用されてきました。今日においても、クラシックは計り知れない価値ある遺産であることは言うまでもなく、単純な要素で構成されているデザインほど、長く受け継がれていくものであります。

 例えば伝統様式の中に採用されているモンティセロのドーリス式の柱やペディメントのあるポルティコは、今日の住宅に用いられても不自然さはなく、時間の流れを感じさせないくらい自然です。本格的で新しいスタイル(様式)の住宅を創造するには、建築の歴史を再度解釈し直して、形式的で洗練されながらも親しみのある住みよい住宅としてデザインするとともに、その住宅が資産として受け継がれていくように心掛けたいものです。

 ファームスタイルの住宅のキッチンをダイニングルームとリビングルームの間に設たり、アーチ上の要石と隅石を用いる様式には、タイル張りのホワイエとヨーロッパ調のデザインがよく似合います。本物のクラシックとは、過去の優れたデザインを保ちつつ、新たに新鮮な思調や流行のデザインに対して、決して色褪せることなく、賞賛に値する物として創造し付加していくことです。

伝統様式の中の新しいデザイン01

アメリカ合衆国第3代大統領トーマス・ジェファーソンの邸宅であるモンティセロ。建物のデザインの原型は、パラディオ式建築の伝統的様式に基づいたもので、ドーリス式のポーチ柱が6本使われています。また、その柱の上の三角形の部分が"ペディメント"と呼ばれる部分。"ポルティコ"とは回廊とか柱廊を意味し、イタリアの修道院などによく見られる屋根のある歩道(アーケード)だと思っていただけば良いでしょう。

続きを読む 『伝統様式の中の新しいデザイン』

投稿日 : 2008/02/24

       
 
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均整のとれた住宅デザイン

 プロポーションは視覚内で直感的に認知されるものです。人間の外見、車、住宅等の外観を見たまま直感的にその印象を捉えることができます。均整のとれた住宅とは、屋根、壁、窓等の部位が、誰もが納得する比率で設計されています。プロポーションの美しい住宅の建設は、その時代の洗練された優雅な文化を後世に残し伝えるためにも、効率的な方法と言えるのではないでしょうか。

均整のとれた住宅デザイン01

このフェデラル様式のファームハウスは、NYのゴセンとキャンベルホールの間に建っている。今でもリモデリングが施され、大切に住み継がれている。


続きを読む 『均整のとれた住宅デザイン』

投稿日 : 2008/01/14

       
 
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スモールハウス

スモールハウス01アメリカの比較的小規模な住宅は、大きめの部屋を2〜3部屋設けるか、小さな部屋を多く設けるかの選択が必要です。もちろん、6人から10人が一緒に食事できるテーブルが置ける広いダイニングのあるような大きな住宅は魅力的でありますが、実際には毎日家族が寛ぐことができるファミリールームと書斎を設けることのほうがより重要なのです。

また、外で泥だらけになって遊んで帰ってきた子供の靴や服を入れたり、散歩から帰った犬の足や体を洗うことができるユーティリィティーがあるほうが現実的です。小さなサイズで建てられる住宅を大きい住宅と同じ様式で建てる場合、窓、ドア、その他の特徴ある部分をバランスを考えて適切なサイズに縮小してデザインされるべきです。

続きを読む 『スモールハウス』

投稿日 : 2008/01/ 8

       
 
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イギリス人とガーデンライフ

ガーデンライフイギリスでは年中ガーデンライフを楽しむ人が多いのです。

ガーデンライフといいますと、ちょっと老人趣味にも思えますが、単なる庭いじりといった狭い意味ではなく、アウトドアの生活を楽しむというのが正しい表現かもしれません。大袈裟にいうと、イギリス人は総庭師といっても過言ではなく、性にも「GARDNER」とか「GARDINER」と呼ばれる人が多いのも、決して偶然ではないのかもしれません。

投稿日 : 2007/09/18

       
 
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